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一つの時代の終焉

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思い出せば、1970年の後半 オフセット印刷が最盛期で、新聞チラシの印刷で毎日忙しい毎日を送っていた。 地域の10000枚以下のチラシはHAMADAという印刷機で印刷していたが、そのうち50,000枚、100,000枚 それも両面で・・・となるともう少し大きな印刷機が必要となる。 菊半サイズのドミナントを購入して印刷刷る、しかし、カラー印刷となるとどうしても色ズレが発生して、思ったような品質の印刷物が上がらない そこで、当時2000万くらい、国産機の倍のハイデルベルグMO機を購入した。(1983年) 活版KSBを出してナンバーも印刷出来る菊半サイズのMO機だった。 支払は手形払いだ、毎月35万近くの手形を月末に落とすには大変な事だった。でも、稼働率が上がって5年で返済できた。 スーパーのチラシで毎週2回 MOの出番、そしてナンバー入りの伝票 新星電機の青伝、白伝、領収証、市場の伝票など、数え切れないほどの仕事でMOは大活躍した。 ドラックストアは13万枚両面、農協のコープのチラシ、地域のチェーン店のチラシなど、そうなると2色両面のMOZの購入、それと同時に新社屋の建築で、当時は活況をせいした。 そんな時代も2000年に入ると陰りを見せ、2010年には低迷し始めた。 ネットプリントの台頭、オンデマンド印刷に移行しつつあった。 時代はペーパーレスであり、広告はウエブに以降、金額のやり取りは振込になり領収書の出番はなくなった。 そんな訳で、2024年9月 ハイデルMO機は業者に引き取らせた40万円であった。 MO機のトータルカウンターは59,068,881枚で大凡約7000万枚、@2円で通しても1億4000万円、実際は2億円くらい稼いでくれた計算だ。 MOZ両面機が入ってきて稼働率が下がったとしても結構稼いでくれた、有り難い まぁ、そんなよき時代も終焉を迎え一つの時代が終わりを告げる そして新たな時代の幕開け・・・となるか? 感謝の心を込めて・・・ 伊東祐三(山梨県 樋口印刷内) JR1GDY Good HAM Life jr1gdy

Net返信はがき Reply Web System

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10月より郵便代が大幅に値上がりします。 同級会やパーティー案内の出欠を往復葉書ですると、最近の郵便事情で「遅い」「高い」 まぁ、これをネットですると大変便利で「早い」「安い」 そんなわけで、先日、同級会の案内葉書の注文が来たので、Net返信のウエブサイトを作ってみました。 デバックもソコソコに稼働試験です こんなシンプルで味も素っ気も無いフォームになってしまいました・・・ しかし、学生番号順にデーターベース化してあり機能満載となっています。 一寸時代先取り感がありますが、ネットがライフライン化している現在、必要かも知れません もっと頭の良い方が、誰でも使えるサイトを立ち上げてくれれば良いのですが・・・ 感謝の心を込めて・・・ 伊東祐三(山梨県 樋口印刷内) JR1GDY Good HAM Life jr1gdy

少なくなった印刷物を何とかしたい

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領収証の印刷注文が来た。 3枚複写で10冊である。少数だ。 オフセット印刷機を回すと一台4K、3枚複写なので印刷代だけでも12Kになってしまい、それに用紙代と製本代、刷版代を加算すると30,000円を超えてしまう。 クライアントに見積もりを出すにも申し訳なく思ってしまう そこで POD(Print  On Demand)印刷となる。 複写紙などは熱に弱いので熱の低いPODを使う、また、薄い用紙なので紙の目も印刷方向に合わさないとジャムが発生してしまう。 そんな、こんなを何とかクリアして印刷する。 領収証なのでナンバーリングが必須なので、その対応もしないといけない 50綴りで10冊なので500セット、印刷用紙はA3に4面付け、 だから、125枚印刷刷れば良いわけだが、50枚綴りなので150枚印刷刷る方が製本がしやすい。 150枚x4面付け=600セットできてしまうので100セットは廃棄するか納品するかのどちらかになる。 それでは、印刷用の版はどんな風に作るかというと 4面付けで作り、ナンバーを振っていくのだ 1〜150までの面 151〜300 301〜450  451〜600 取り上げず、領収証の版に番号を流し込んでいく、150ページが出来る計算。 PODで150ページを3回印刷すれば3枚複写が印刷出来る筈 まぁ、この作業を自動化すればミスなく簡単に安く出来上がる そこで 社内でソフトを組んでみた。昔、ネット用に組んでいたモノを自分のPCで動くように改良したので、サクサクと動いて微調整も簡単になった。 ↑ ナンバーの後に文字を入れてみました。ばっB号も4桁にしてみました 用意する物 ナンバーの位置を指定したCSV 領収書の画像PDF コマンド MakeNumb2 -c xxxx.csv -p yyyy.pdf これで150ページのPDFが作られる あとは、これをプリントするだけ、150x3=450枚 @10円でプリントしても4500円だ。 12,000が4500円になるのでかなりの節約になる。 まぁデメリットとしては、 ・見当精度が悪い ・用紙が波うって製本しにくい 従来のオフセットか?、PODか? 相談の上、決めている。

本物の価値とスキャナ

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Fuji ImagePOP 長らく暗室兼用の倉庫に保管しておいた20年前のスキャナ(2001年製)を設置しました。 時々依頼が来たときに電源を入れて使っていた物です。 それを日の当たる場所に出しました。 このスキャナはカラープリントは勿論ですが、本領発揮は2400dpiで線画印刷物をスキャンするには最適でした。 伝票や新聞、雑誌などハーフトーンの無い印刷物をデジタル化するには向いています。 また、ポジ製版フルムを2値でスキャンしたり、大きなポスターを分割してスキャンしたりもしました。 Image POP』は、Super Linear CCDを搭載した普及型のフラットベッドカラースキャナー。 色変換技術では、“ファジー・オートセットアップ機能”を装備した画像処理ソフト『FCIP21 Light』により、 ハイエンドモデルでの高度なマニュアル操作と同等なセットアップを、簡単操作で行なえるとしている。 最大スキャンサイズはA3ワイド(340x450mm)、最大解像度は2743dpi/762dpi。 A3トンボまでOK 最近はめっきりと減ったスキャン作業、時々入稿するプリントも事務用の簡易スキャナーで充分でした それは、色補正ソフトの発達で遜色ないカラー分解が出来るように成ったからです。 そして、最終の印刷はPOD(プリントオンデマンド)などになったので、相性が良かったからです。 しかし、やはり専用のスキャナには、精度、キレの良さには叶いません。 そこで、正月休みを利用して、設置とメンテナンスしました。 キャリブレーションには15分ほどかかりました。操作方法は思い出しながら、マニュアル参考に、写真プリント、リバーサル、印刷物と3種類に分けてスキャンし、カラープロファイルの設定をしました。 精度が良いので写真面についた埃や汚れなども拾ってくれちゃいます。自動でゴミ検知などあれば良いのですが、20年前のスキャナですので仕方ありません。 スキャンする手順としては、 スキャンする物(写真)の汚れを綺麗に 写真をセットする オーバービューでスキャンする場所を指示  プロファイル、出力サイズ、  フォーマット(jpg,eps,tiff)、  画像形式(RGB  CMYK) スキャンしますと予め決められたホルダーに出力されます(Direct出力) その後、セットアップエディターが起動し(