木喰さん

木喰さん



県立博物館で木喰展を見てきました。
館内は撮影禁止と言うことで残念ですが正面のポスターでガマンして下さい。

木喰さんが彫った仏像は2000体近くあるようで、1期〜3期まで、顔の表情が少しずつ変わってきているのがよくわかります。微笑仏(みしょうぶつ)と呼ばれるように、何とも愛らしい微笑みを浮かべた仏様は一般庶民そのもののようでした、そして我々に近い存在のように感じます。母であり父であり、兄であり、いつでも優しく見続けてくれるようなそんな姿に見えました。

木喰って?ネットで調べてみると穀物は食べなくて山菜や木の実を食べる生活らしいのですが、私にはとても不可能です。
しかし木喰さんは93才まで全国を旅し、仏を掘り続けたそのエネルギーに驚いています。
また、下部町古関で生まれ、江戸、相模国、などで修行後、1000体の仏を作る事を願って旅に出たのがい今の私の年と同じ50代であったとは・・・更に驚かされます。

博物館の会場は、中高年者が多く、誰もが無言で・・・仏像の前でしばらく見入っていました。

詳しくは下記を参考に
wikipedia

久しぶりに良いものを見て満足感でした




感謝の心を込めて・・・
伊東祐三(山梨県 樋口印刷内)

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